シングルマザーが看護学校に通うのは
- 大変そう
- 辛いよね
- 家事も学校も両立できる?
と印象をもつことは多いでしょう。
たしかに、簡単だとは言えません。
悩んで前にすすめないのであれば、准看護師をめざしてみるのも一つの選択でしょう。
准看護師学校は大変ですが、正看護師の看護学校にくらべて大変さは少なくなります。
この記事では、看護師をめざすことに悩んで前にすすめないシングルマザーに、准看護師をめざすことを選択肢の一つとして提案します。
准看護師学校を選択するメリット
- 授業時間が少ない
- 准看護師学校に入学しても支援の金額が変わらない
- シングルマザーの平均年収より准看護師の平均年収は高い
授業時間が少ない
正看護師になるための看護学校は、月曜日から金曜日までの朝から夕方まで授業や実習があります。
准看護師学校は
- 授業は平日の昼頃〜夕方
- 実習は週3日程度で朝〜夕方
- 実習の翌日は休日であることが多い
准看護師学校により違いはありますが、正看護師の学校に比べて授業や実習の時間が半分程度の少なさです。
私は、准看護師を選んでよかったと思います。
時間的なゆとりがあるため、体力や精神的な余裕がありました。
そのため、学業と子育てを両立しながらがんばることができました。
准看護学校に入学しても支援の金額が変わらない
給付金は、正看護師をめざしても准看護師をめざしても金額はかわりません。
どの学校に通うのかではなく、入学前の給与をどれ位をもらっていたかが給付金に影響します。
卒業後、7年間の准看護師としての就業期間があれば、通信制の看護学校(准看護師が正看護師にスキルアップするための学校です。)ができます。
1度目の教育訓練給付を受けた後に雇用保険期間が2年以上あれば、再び教育訓練給付をうけて通信制の看護学校に通うことができます。
シングルマザーの平均年収より准看護師の平均年収は高い
同級生達と准看護師1年目の年収を見せ合った時、大体の平均は400万円でした。
正看護師に比べて少ないとは思いますが、今の年収と比べて年収はアップしませんか?
私はもともとの年収がダブルワークで300万円でした。
ダブルワークなしで年収100万円アップは魅力的でした。
准看護学校を選択するデメリット
- 得られる資格は准看護師免許
- 就職したい就職先が選べないこともある
得られる資格は准看護師免許
資格は准看護師免許です。
仕事内容に大きな差はないですが、年収が正看護師に比べて少ないです。
働く場所により、リーダー業務はできない、役職はできないという場合もあります。
しかし、リーダーや役職としての責任をおう必要はないとも言えます。
就職したい就職先が選べないこともある
准看護師を募集していない勤務先もあります。
看護学生の頃、500床以上の急性期の総合病院の病棟で働きたいと思っていました。
しかし、その病院では准看護師を募集していませんでした。
シングルマザー准看護学生の1日
准看護学生の1日のスケジュールです。
日中定時制の学校の一例です。
半日登校の場合
- 7:00起床
- 7:15朝食
- 7:30登園の支度
- 8:00保育園へ送る
- 8:30帰宅して家事や看護学校の宿題や勉強する
- 11:00昼食を食べてから看護学校へ向かう
- 12:00看護学校に登校
- 17:00下校
- 17:30保育園のお迎え・買い物
- 18:00帰宅
- 18:30夕食
- 19:00入浴
- 19:00子どもと過ごす
- 21:00子ども就寝・自分の自由時間
- 23:00就寝
病院実習で1日登校の場合
- 6:00起床
- 6:15朝食
- 6:30登園の支度・自分の準備
- 7:00保育園に送る
- 8:00実習病院に到着
- 16:30実習終了
- 17:15保育園お迎え
- 17:45帰宅・入浴
- 18:30夕食
- 19:00子ども自由時間・家事をやる・実習記録
- 21:00子ども就寝・実習記録
- 23:00就寝
まとめ
いかがでしたか?
このようなスケジュールであれば、自分にもできそうではないですか?
可能であれば、正看護師になった方がいいとは思います。
しかし、小さい子どもを抱えて看護師をめざすことは大変です。
今は無理だと思うのであれば、准看護師学校で頑張ってみるのもいいかもしれません。
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